2018年、クリスタルボウル・ヒーリングを変えて行きます

あけましておめでとうございます。年末年始、ブログで紹介したいような出来事もたくさんあったのですが、まずは私自身の今年のコンセプトから。

2017年を振り返ると、本当に全国でクリスタルボウル・ヒーリングイベントを開催してきました。全国あちこちで100本を超える演奏をやっている人はなかなかいないのではないでしょうか。

しかし、これまでの演奏は「その土地の魅力」を活かしたものとは言えませんでした。せっかく全国で演奏しているのに、東京でやっている音も、大阪でやっている音も、北海道でやっている音も、毎回即興演奏とはいえ、ほとんど違いがないのです。

もっとも、当初のコンセプトでは(私が住んでいる)東京以外の場所で演奏するときでも「遠征だから」というのを理由に手抜きなことはしたくない、というものでした。いつでもどこでもフルパワーでやる!というのを大切にしていました。

だけど、もしこれが料理人だったら・・・その土地の食材を活かすはずです。お笑いの人なんかでもそうですよね。自分の技術をベースに、その土地の魅力をプラスして新たなものを作り出すことができなければ、そこに(私自身の)挑戦はありません。

というわけで・・・今後の演奏では、「その土地の音」を盛り込んでいきます。

具体的には、その土地の野山や神社などに吹く風の音や鳥の声、虫の響などを録音(サンプリング)して演奏に混ぜていきます。ただ録音・再生するのではなく、より効果的に聞こえるような加工を積極的に施していきます。クリスタルボウルにごくわずかな環境音的な電子楽器が加わる感じです(電子楽器を加えたからと言って、その土地に関係のない「イルカの声」などは鳴らしませんし、明確なメロディは演奏しません)。

その土地ならではの音を作っていきます。

そしてもうひとつ。

これまで私は「クリスタルボウル・ヒーリング」の名の通り、「ヒーリング(癒し)」をコンセプトにイベントを行ってきました。

フロアにごろりと寝転がっていただき、じっくりゆっくり演奏をしていました。演奏中に寝息が聞こえてくることもよくあり、いままでは「眠るのもリラックスの結果だから悪いことではない」とお伝えしていました。

しかし、私がお客さんの立場だったらどうでしょう。高いお金と貴重な時間を使って参加したのに、ペラッペラなヨガマットの上に寝かされて退屈な演奏を聴かされていたら・・・そりゃ、だいたい寝るよなと。ヘタすれば演奏がなくても寝るよなと。「あー、気持ちよかった」というのは、ひょっとしたら昼寝の心地よさかもしれないのです。

というわけで・・・今後の演奏では、「眠らない程度のまどろみ」を大切にしていきます。

具体的には、より「瞑想」の要素や、光や映像による外部刺激を盛り込みます。ずーっとぐーすか眠るような内容はなくします。眠るのはお泊まりイベント(リトリート)のときだけ。

まどろみの中で本当の意味の(昼寝とは違う)クリスタルボウル・ヒーリングを体験していただけるように努力していきます。

こういった変化は、ちょっとワガママですが私自身を守る意味も含めています。

ルーチンワークのように同じ演奏ばかり繰り返していたら、だんだん緊張感がなくなってきます。

まだ一音も鳴らしていないのにぐーすか寝られてしまうと、「あれ?俺は必要ない?」と思ってしまいます。

また、ヒーリングに寄せすぎてしまうと「与える人(私)」と「受け取る人(お客さん)」が明確に分かれてしまう恐れがあります。

私がイベントを通じて伝えたいことは、「誰かが誰かを癒やすのには特別な力なんて必要なく、答えは自分の中にある」というものです。

そう、私自身には何も特別なパワーはありません。サイババのように手からビブーディを出すこともできないし、ラーメンも食べるし遅刻もするし、私はそこらにいる兄ちゃんと同じです。また、クリスタルボウル自体にも特別なパワーはありません。もしクリスタルボウル自体に特別なパワーがあるなら、お猿が叩いても癒されるはずですが、実際はヘタな演奏は苦痛を伴います。

私が誰かと違うとするならば、単純に演奏のキャリアが長くて演奏の機会が多いから、少しだけノウハウを持っているというくらい。それは「たまたま」なことです。「長く演奏しているから偉いんだ」的なアピールをされる奏者もいますが、時間という覆しようのないものを根幹に置くのはフェアじゃないですよね。

クリスタルボウルを体験して癒された!というのであれば、それは私自身のパワーでもなく、クリスタルボウルのパワーでもなく、聞いている人自身の意識が変化したことによる結果としての癒しです。私(奏者)やボウルはそれを導いているだけです。

しかし、これはちょっと表現が難しいのですが・・・私自身をすごく神格化されることがあり・・・正直、弱っていました。「何でも分かっている人」のようにガンガン悩み相談をされることに疲弊していました。

そう、ヒーリングイベントでは「依存」の関係になる恐れがあります。これは私の伝えたいこと(「誰かが誰かを癒やすのには特別な力なんて必要なく、答えは自分の中にある」)とは異なります。

クリスタルボウルに限らず、多くの表現者はこの「依存」の関係に悩まされています。もっとも、その「依存」の意識を上手に利用すれば大金を搾取し続けることも可能だけど、私はお金にほとんど興味がない(必要ない)のでやりたくありません。

クリスタルボウルの奏者は増えているようでそれほど増えていません。それは、ひょっとしたら緊張感のない演奏で飽きてしまったり、依存されるのに疲弊してしまったりが原因かもしれません(長く演奏を続けている人はすごくマイペースを保っているか、底抜けな明るさを持っているように思えます)。

健全に活動を続け、さらにクリスタルボウル・ヒーリングの輪を広げられるように2018年は変化を付けていきます。

3月には、久しぶりに「完璧な暗やみでの演奏」も予定しています(詳細後日)。本年もよろしくお願いします。

※すでに予定されているイベントは従来通りの内容となります

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