放課後デイサービスのイベントでクリスタルボウルを演奏しました

私は不定期に「放課後デイサービス」のセンターで子供たちを対象にクリスタルボウルの演奏を行っています。放課後デイサービスとは、発達支援学級の子供たちが放課後に通う学童保育のような場所。

今日は、その放課後デイサービスを利用している親御さんをお招きしてクリスタルボウル サウンド・バスイベントを行いました。子供たちがどんな音楽を聞いているのか、親御さんにも体験してもらおうという催しです。

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来場された親御さんたちに、自分の母親を重ねて見てしまいました。

私は子供のころ、とにかく手がかかる子でした。身体が悪かったのでずっと病院に通っており、学校に行ってもすぐ早退していたし、なにかと母親と祖父母には心配をかけたと思います。

でも、大人になってみると、楽しいこと以外は思い出せないんですよね。

診察が終わったら薬の処方までの間にスポロンを買ってもらえるのが嬉しかったし、母親と病院の食堂でうどんを食べるのも楽しみでした。保健室で寝ているときも、同級生が勉強しているのに自分は天井の四角い模様を眺めて幻覚のような世界で遊んでいました。

いま触れあっている子供たちにも、いつか「そういえば昔、ヘンな楽器を鳴らす兄ちゃんがいたな」と思い出していただければ、そんな光栄なことはありません。

 

そしてもうひとつ、私はクリスタルボウル サウンド・バスをきちんと事業として、ビジネスとしても安定した存在にしたいと考えています。

それは、子供たちへ「さまざまな可能性がある」ということを示したいからです。子供たちに対する大人の責任とも言えます。

ずーっとマイナーな存在のままだったり、霊感商法・開運商法みたいな怪しい存在に落ちぶれてしまうのは、子供たちへの裏切りです。

「私が体験していたクリスタルボウル サウンド・バスは、とっても素敵なものだったんだ」ということを、いつか思い出してもらえるように・・・えーと、スクールもたくさんの申し込みをいただき、クリスタルボウル サウンド・バスSHOPも大盛況、今週は名古屋と東京でイベントやって来週は岡山で・・・

最近、ちょっと忙しすぎて意義を見失いそうになっていたけれど、今日しっかり再確認できました。

これまで出会ってきた人たち、これから出会う人たちのために、音を鳴らしていきます。子供たちへたくさんの可能性を。

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