クリスタルボウルの演奏方法【スマッジング】

クリスタルボウル サウンド・バスは「演奏半分・準備半分」です。いくら演奏が上手でも、会場(場所・人)の雰囲気がムチャクチャでは効果は半減しますし、反対に雰囲気が整っていれば、それだけでよい結果を導きやすくなります。

そして、ボウルを演奏する演奏者と、音を聞いてくれるお客さんとの信頼関係はものすごく大切です。

演奏者がジャージ姿だったり、小学生だったりしたら、「え?この人は大丈夫なの?」という気になるでしょう。演奏者が特定のお客さんとばかり会話をしているのも、疎外感を受けてしまいます。

お客さんとの信頼関係を作るために、私はクリスタルボウル サウンド・バスのイベントを始める前に、おひとりずつにホワイトセージを使った「スマッジング」を行っています。

スマッジングとは

スマッジングとは、ホワイトセージというハーブの葉に火を付けて煙を出し、その煙によって人や場を浄化する行為です。

もともとはネイティブ・アメリカンの儀式として、ホワイトセージを燃やす「火」、受け皿として使うアバロニシェル(貝)の「水」、セージという植物自身の「土」、煙をあおぐ鳥の羽の「風」を、自然界を構成する4大要素の「火・水・土・風」として、地球とつながる行為と考えられてきました。

私の場合、お客さんおひとりずつに立ち上がってもらい、アタマの先から足元までセージの煙を送ります。おひとりずつに行うので、人数が多い場合は時間もかかるのですが、儀式として必ず行っています。

おひとりずつと向かい合うことで、これから音を届ける相手がどのような人なのかをしっかり知ることができますし、お客さんの意識も切り替えられます。

直前まで「最近見つけたおいしいモツ鍋屋」の話をされていたとしても、スマッジングが終わったら、さすがに会話の続きはしづらくなるでしょう。

「これから演奏を始めますのでー!皆さん、お静かにしてくださーい」なんて感じなのは、もうその時点でかなりのマイナススタートです。

お客さんとの信頼関係を作るために(もちろん、場を清めるためにも)、スマッジングはオススメです。

なお、私は室内イベントのときは「鳥の羽」は使わず、息で「フッ」と吹きかけるようにしています。鳥の羽を使おうとすると、そこそこ大量のセージを燃やしてモクモクと煙を出しておく必要があり、部屋中が煙だらけになって、ヘタしたら火災警報器が作動します。

洋服や髪の毛に匂いが付くことを嫌う人もいますし(私もそうです)、線香くらいの煙の量で十分でしょう。

 

実際にどんな感じでやっているのかを体験してみたい方は、ぜひ私のクリスタルボウル サウンド・バスイベントへ遊びに来てみてください。毎月全国各地で開催しています。

イベント日程

 

こんな感じのレクチャーと実技指導を「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」として行っています。私が身につけてきた技術、調べまくってきた知識をたくさん盛り込んでいます。スマッジング以外にも、セットとセッティング(お客さんの気持ちと場所の状態)を整える方法はいろいろあります。すでにクリスタルボウルの演奏を行っている方にも役立つと思います。

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