コノハナ茶会第十二華 ~純白の花々とクリスタルボウル~

目黒公久さんから「お茶の席でクリスタルボウルの演奏をしませんか?」と誘われたのは、1月ごろのことでした。

私は常々、「行動が同じ人より目的が同じ人と組む」というのをモットーにしています。

たとえば、クリスタルボウル サウンド・バスイベント。クリスタルボウルを演奏するという「行動」が同じ人より、その先にある「目的」が同じ人と一緒にやる方が(まわりから見ている人はそんな組み合わせでも大丈夫なの?と不安になるかもですが)高い相乗効果を望めます。

反対に、同じクリスタルボウルの演奏を手がけていても、「弊社の癒やし施設でフランチャイズ展開したいんです」みたいな「目的が違う」人とは組まないようにしてきました。だってツマンナイんだもん。

目黒さんとのメールのやり取りを通じて、彼が追求している茶道の精神に強く惹かれました。

konohana_12

今しか咲かない花、散っていく花、芽吹いていく蕾。

楽譜はなく、記録されることなく消えゆく音。何も足さず、何も引かず、手の動きのみで奏でられる音。

konohana_15

私は「Be Here Now」という言葉が大好きです。いまここ、あるがままに、その美しさ。

白木蓮とかすみ草、雪柳。氷の上の銀瓶、洗練された所作。

konohana_13

なかなかこんな濃密な時間はないんじゃないかなーと思える一日でした。

さすがに3回演奏したらヘトヘトでしたけど・・・。場の作り方など、とても勉強になったので次回のクリスタルボウル サウンド・バスイベントで反映させようと思います。

ありがとうございました!次のコラボもお楽しみに!

PAGE TOP