公民館で規約を破ってイベントを行うのは誰のためにもならないです

今日のブログは公開することをしばらく悩んでいました。だけど、業界全体が健全に成長していくためにあえて提言します。

公民館や公園などの公共施設は利用規約で「有料のイベント(商行為)」を禁止しているところが多いです。東京都内なら、区民会館とか区民ホールとか、区や市の名前が入っているような場所です。

しかし、こういった公共施設を使ったクリスタルボウルのイベントをウワサに聞くことがあります。

イベント告知ページで「開催場所はお申込みいただいた方にご連絡させて頂きます」というような表現をされているものは、なぜ開催場所が公表できないのか疑問です。普通の場所だったら、場所の魅力を含めて告知した方がお客さんは安心できます。あえて名前を伏せるのには後ろめたい理由があるからでしょうか?

今日のブログは公開することをしばらく悩んでいました。だけど、業界全体が健全に成長していくためにあえて提言します。

「有料のイベント(商行為)」を禁止している場所でコッソリとイベントを行うのは誰のためにもならないです。開催するのも・参加するのも止めませんか?

では、止めるべき理由を書いてみます。

有料レンタルを行っているヨガスタジオが壊滅します

レギュラークラスの合間の時間に、スタジオを有料で貸し出ししているヨガスタジオはたくさんあります。私がイベントで利用している日本橋の「Studio SHANTI201」は1時間あたり4,320円のレンタル代です。4時間借りたら16,000円以上ですね。これが、公民館なら10分の1程度、公園なら無料で使えてしまいます。

だけど、ヨガスタジオというのは現時点でもっともクリスタルボウルに向いている施設です。清潔で寝転がることができます。ヨガマットやブランケットをレンタルできるスタジオもあります。ヨガもクリスタルボウル サウンド・バスも、肉体と精神のバランスを整えるという共通の目的を持っています。私はヨガスタジオにもきちんとお金を渡していきたいです。

お客さんへリスクを追わせています

公民館や公園のスタッフから「利用規約に反しているので中止して欲しい」と言われる可能性は確実にあります。特にクリスタルボウルのように音を発するイベントはバレやすいです。

これは、お金を払って参加しに来たお客さんに対しての明確な裏切り行為です。お客さんへリスクを追わせてまで、自分だけの利益を追求する必要があるのでしょうか。

参加するお客さん側も、約束破りに付き合わされるのは気分がよくないですよね。いつスタッフが乗り込んでくるか分からない状態で本当にリラックスできるのでしょうか。

自分自身の将来性を失ってしまいます

私は「ここでイベントを行いたい!」という魅力的な場所を見つけたとき、きちんと企画書を作ってから提案に行っています。その際、「過去にどんな場所でイベントをやっていたのか」というのは信頼度の点から非常に大切です。

その企画書に書かれているのが公民館とか公園の名前ばかりだったら、そんな基本的な「約束(規約)を破る人」が信頼されるでしょうか。

なにより、求めるものを間違えていないですか?

クリスタルボウル サウンド・バスで求めるものは何ですか?

主催者は収益でしょうか? 参加者はお得な値段でしょうか?

そうではないなら、決められたことをきちんと守ってみませんか? きちんと守れる人を選んでみませんか?

主催者への提言

クリスタルボウルのイベントを行っている主催者・演奏者の方への提言です。

  • イベント場所を決めるときには「利用規約」を確認してみませんか?
  • お客さんにリスクを負わせるのはやめませんか?
  • 利益第一主義になっていませんか?

もし、有料のヨガスタジオをどうやって探したらよいのか分からないとか、企画書をどう作っていいのか分からないという疑問がありましたらご相談ください。同じ目的を持っている人すべてが健全に成長できることを願っています。

 

参加者への提言

クリスタルボウルのイベントへ参加するお客さんへの提言です。

  • 公共の場所で有料イベントを行うのは規約違反になることがあるというのを認識ください
  • きちんと情報を公開している、信頼できる主催者を選んでみてください
  • 会場名が伏せられているときは、問題のない会場なのかを主催者へ確認してみてください

お客さんへ「今回の場所はヤバイところなんでバレないように」と伝えてくる主催者はいないかもです。お金を払うんだし、完全に信頼していて当然ですよね。でも、少なからずそういったイベントが開催されていること、途中で止められるリスクがあることは参加前に認識をしておいた方が、不幸せにならないかと思います。

 

主催者も、参加者も、そしてすべての業界が健全に成長していくために、自己の利益だけを追求したみっともないことは止めていきましょう。理想の未来は利益の先には存在しないと思います。

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