「音が癒す」という考え方には、さまざまな説があります。たとえば、私が考えるクリスタルボウルのサウンドヒーリングは「豊かな倍音の響きに包まれることによって感覚共振状態へと導き、まどろみの状態の純粋経験による自己の内側からの癒し」です。そのため、私の場合はハーモニーやセットとセッティングをとても重視しています。また、「倍音に包まれる」ことが大切なので、トランペットの倍音のような直線的な音とはちょっと違うし、ボウルの並べ方や聴者との距離がとても重要です。
※ここらへんの体験はイベントで、学びたいときはスクールも・・・
「音が癒す」という考え方の説のひとつに「ソルフェジオ周波数」という、「特定の周波数(音の高さ・Hz)」が人によい影響を与える・・・というものがあります。
※上記のYouTube動画は動画として視聴しやすいように「ソルフェジオ周波数の音のみ」ではなく、「ソルフェジオ周波数を含む音」で構成されているようです
よく見かけるソルフェジオ周波数の音の周波数は以下の通り。それぞれの周波数が持つ意味については検索して調べてみてください。いろいろあるので私も覚え切れていません・・・
- 174Hz
- 285Hz
- 396Hz
- 417Hz
- 528Hz
- 639Hz
- 741Hz
- 852Hz
- 963Hz
では、ソルフェジオ周波数に対応できるクリスタルボウルはあるのでしょうか? クリスタルボウルの音階で表すと・・・(周波数とピッチにはごくわずかなズレがあるため、近似値で表しています)
- 174Hz:F3 -6
- 285Hz:C4# +48
- 396Hz:G4 +18
- 417Hz:G4# +7
- 528Hz:C5 +16
- 639Hz:D5# +7
- 741Hz:F5# +3
- 852Hz:G5# +44
- 963Hz:B5 -44
174Hzの「F3」は低いファ、「LOW-F」という音です。ごい〜んというかなり低い音です。
ピッチが少し違うので厳密にはソルフェジオ周波数の音ではありませんが、近いものだとこんな感じ↓
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285Hzの「C4# +48」はふつうのドのシャープ、+48なのでD(レ)に近い音です。
396Hzの「G4 +18」はソの音ですね。厳密にピッチの合ったコズミックライトボウルの在庫はこちら↓
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417Hzの「G4# +7」はソのシャープ、ソルフェジオ周波数の中でもっとも有名な528Hzの「C5 +16」は高いドの音です。厳密にピッチにピッチの合ったクリアーボウルの在庫はこちら↓
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そして・・・639Hz、741Hz、852Hz、963Hzについては、かなり高い音になります。たぶん、ここまで高い音はクリスタルボウルでは作れないので、金属製のチューニングフォーク(音叉)などで鳴らすのがよさそうです。
クリスタルボウルは周波数を細かく指定(調整)して製造することができません。特に大きなサイズ(低い音)の場合は、偶然の要素が強くなります。
そのため、「ソルフェジオ周波数のボウルが欲しい!」となっても、いつまでたってもピッタリなものが完成しないこともありますので・・・ご興味ある方、たまに登場するボウルをチェックしてみてください。