クリスタルボウルの「こすり方」について文字で説明してみる

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今週は大阪で出張クリスタルボウル サウンド・バス スクールを開催していました。よく驚かれますが、東京以外の場所でイベントやスクールを行う際にも「出張費」や「宿泊費」は特別にいただいていません。同じ金額のままオーダーいただけます。

その理由は、私が東京に住んでいるのは私のワガママであり、たまたま相手の人が東京以外に住んでただけなのに、それで追加料金をもらうというのは・・・なにか違うなと・・・。ホテルが一軒もないような場所や、絶海の孤島のような場所であれば別ですが、新幹線や飛行機で行ける場所なら追加料金は必要ありません。10月の北海道もそんな感じです。

そして・・・スクールはやりつつ・・・もっともっとたくさんの情報を発信していかなきゃなと思っています。

クリスタルボウルがこの世に誕生してからまだわずか30年。いまはさまざまな奏者がそれぞれのやり方で演奏を行っています。

私は誰かに演奏方法を学んだことはなく、世界中の宗教音楽、メディテーション音楽、自然音、自分の体を流れる体液の音など、この世の根源を構成している要素から影響されて現在の演奏スタイルを作っています。3年くらい試行錯誤し、10年たった今でも日々変化しています。

もちろん、私のやり方が完全に正しいということはまったくないし、まったく思っていないけれど、それでもスクールを通じて「演奏が楽しくなりました!」とか「こうやればキレイな音なんですね!」と喜んでいただけていることは誇らしい事実です。

今日は「クリスタルボウルのこすり方」について私のやり方をご紹介します。

 

マレットの上部を親指と人差し指で挟むように持ちます。グー握りは絶対にしません。

マレットをほぼまっすぐにしてボウルに当てて回転させます。このとき、手首で回してしまうと力加減が安定しません。手首は固定し、腕全体で回すイメージです。腕全体で回せば、利き手ではない方の手でも同じように回せます。

回転させるときにマレットをボウルに当てる圧力、回転の速度で音の立ち上がりと音量が変わります。

最初はぐっとマレットをつまんで強めにボウルに押し当ててグイっと回し、音が出てきたら指の力を抜いてゆっくり回すことで、一定の音量をキープし続けることができます。音量の目安は「しゃべり声」程度。私たちが行っているのはヒーリングですので、怒鳴られているような音量では感覚を閉ざされてしまいます。

回転が強すぎるとボウルが「ビビビ・・・」とイヤな音を発します(通称 ビビビ音)。ビビビ音はどう聞いても不快な音なので、回転の強さやOリングの設置方法を確認しましょう。

マレットを離すときも「ぱっ」と離すのではなく、「そっ」と離します。すべての動作は「流れ」の中にあります。マレットはボウルに当ててから回転させるのではなく、もっと手前の段階から回転の動きは始まっています。動作が分断することなく、ムダな動作が入ることなく、流れと一体になることを意識してみましょう。

流れを上手に捉えることができれば、鳴っている最中のボウルの音を止めずに回転させて音を追加することが可能です。

 

あとでもちょっと追記します。

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