クリスタルボウルの演奏方法【並べ方】

クリスタルボウル サウンド・バスでは複数のボウルで作る「ハーモニー」と、音の変化で見せる「ストーリー」がとても重要です。ボウルの数はなるべく多い方がバリエーション豊かな演奏ができるため、最低でも3つ以上のボウルをオススメしています。

複数のボウルを使うときに意識したいのが「並べ方」です。

クリスタルボウルの並べ方について

まず、クリスタルボウルに並べ方の決まりはありません。自分が演奏しやすい順番に並べるのが一番よいです。

ドレミファソラシと音階順に並べたり、音階はバラバラでも低い音から高い音の順に並べたり、演奏しやすい並べ方を考えてみましょう。

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最近の私は9つのボウルを縦2列で並べることが多いです。ただ、2列で並べると奥のボウルを鳴らしているときに、手前のボウルに誤ってマレットがぶつかることがあるため、なるべく1列で並べた方がよいと思います。2列にしているのは設置スペースを節約するためです。

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とにかく重要なのは、並べ方を頻繁に変えないこと。

たくさんのボウルを持っている人が「演奏の都度、最適なボウルを選んでいるんです」なんて語るのはカッコイイけれど、目視で確認しないと、どこにどのボウルがあって、そのボウルの音程が何かが分からないのは本末転倒です。

ピアニストがいちいち「えーと、これはファで・・・」と確認しながら演奏しているのはカッコ悪いですよね。ギタリストが運指を気にしながら弾いているのは「初心者かよ!」って思いますよね。

たどたどしい演奏はそれだけでお客さんを不安にさせます。流れるような演奏ができるように、ボウルの並べ方は固定して、目をつぶっていても鳴らせるように練習してみましょう。

私は完璧な暗やみ空間でクリスタルボウルを演奏する、恐らく世界で唯一のイベントを行っています。

https://crystal-soundbath.com/kurayamino-oto

本当に完璧な暗やみで何ひとつ見えないけれど、どこにどのボウルが置いてあるのかを把握できていれば、難なく演奏することができます。並べ方を変えないことは大切です。

また、ボウルとお客さんとの距離を1m程度は確保しましょう。

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距離が近いと、鳴らした音だけが直接お客さんへ届いてしまうために「音に包まれている」という感覚が薄れます。しっかり距離があると、たくさんのボウルが共鳴してMIXされた豊かな音で包み込むことができます。

「距離が遠いと音量が小さくなるのでは?」という心配は無用です。クリスタルボウル サウンド・バスにおいて大音量は必要ありません。大声でしゃべるカウンセラーや、大声の子守歌なんてイヤですよね。ささやかな音の方が聞いている側も集中力を発揮し、身体にダメージなく心地よい効果を生みます。「心地よい」というのがどういう状態なのかを常に意識してください。心地よいことをボウルの音で再現するのがクリスタルボウル サウンド・バスの基本です。

 

こんな感じのレクチャーと実技指導を「クリスタルボウル サウンド・バス スクール」として行っています。スピリチュアルな内容ではなく、事実に基づいた即戦力の内容にしているので、幅広い層へ受け入れられると思います。一般企業でもメンタルケアの重要性が高まっている昨今、可能性は非常に大きいです。

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