HRTサウンド瞑想セッションを受けてみました

クリスタルボウルの音は頭の中から余計な処理を消して、思考へと集中させてくれます。座禅を組んでの瞑想や滝業とは違う、寝転んだ心地よい姿勢で行える手軽なブレイン・デトックスツールです。

私もクリスタルボウルの演奏をやっている以上、なるべく貪欲にたくさんの音体験をするように心がけています。スピリチュアルに閉じさせてしまうと成長がないので、日常の中にある非日常をより理解すべく、いろいろやってます。

前置きが長くなりましたが、HRTサウンド瞑想セッションというのを体験してきました。

HRTスタジオ.com

http://hrt-studio.com/

HRTスタジオは、ブレインマシンの最高級システム「ヴァイブラサウンド」を使い、各人用にアレンジした特殊共振周波数を光・音・全身振動の五感で体感できるサウンド瞑想スタジオです。

体験セッションは、心と身体のバランス調整を行うあなただけのサウンド瞑想タイムです。難しいテクニックは不要。サウンドと光の刺激に心を委ねるだけで、ヴァイブラサウンドのプログラムが脳波をアルファ波、シータ波へ誘導し、自然に深い意識レベルへあなたを誘います。このサウンド瞑想によって、心の癒し・ストレス軽減・ディープリラックス・意識変容・変性意識体験などの効果が期待できます。

セッションの流れとしては、まず、温かくて柔らかいウォーターベッドの上に寝転びます。リラックスできる柔らかさ。私のクリスタルボウルイベントのときにも、本当ならヨガマットではなくこういった快適な空間を用意したいのですが・・・実現はまだまだ先になりそう。

そして、LEDライトが付いたゴーグルをかけ、ヘッドフォンを付けます。

ゆっくりと目を閉じて、ヘッドフォンから自然音楽が流れてきて、まぶた越しにLEDが強烈に光り始めます。光の強さはかなり強いです。太陽をまぶた越しに見ているような明るさ。そう、まぶたを閉じているからといって暗くはありません。反対にとても明るく、怖い感じは一切ないです。

光は赤やオレンジなど、さまざまに色を変えます。まぶたを閉じているのに、とても広い空間にいるような錯覚。音もゆるやかに変わります。寝転がったまま、意識をどこまでも拡げていけます。

HRTサウンド瞑想にはさまざまなコースがあって、今回体験したのはもっともお手軽な「既存の音を再生しつつ、音に合わせて光が動く」というもの。より体験を深めたい人には、「自分の声を録音・解析し、その人だけのサウンドを作ってセッションする」というものもあるそうです。

これはHRTサウンドの解釈ではなく、私の勝手な解釈ですが、声はその人から出てくるものであり、いうなればその人固有の楽器みたいなものです。その楽器(声)とセッションしやすい音もあれば、セッションしにくい音もあるでしょう。音を録音・解析した上でオリジナルサウンドを作るってのは、おもしろいなーと思いました。そういう考えは取り入れていきたいです。

はー、心地よいなーと思っていたら、あっという間にお時間が過ぎて終了を告げる声が聞こえてきました。

音って、やっぱりおもしろい!

すっごく楽しい体験でした。光と音とともに意識の世界を旅する体験。気持ちが疲れている人やクリエイティブワークの人には強くオススメできます。

現在の私のクリスタルボウルイベントは「ヒーリング」や「癒し」という部分にアプローチをしていて、こういった変性意識やマインドトリップの部分はまだ(イベントとしては)アプローチできていません。だけどこれ、かなりおもしろい体験だったので手法や理論を積極的に取り入れていきたいと思います。

たとえば、クリスタルボウルの振動をそのままデジタル化できる「Cube Mic」を持っているから、それと「ヴァイブラサウンド」をつなげて、ボウルの音と光を融合させるとか、とても楽しそう。

実はすでにコラボイベントについて話が進んでいるですけど、募集開始できるまでもうちょっとお待ちください。

私は、クリスタルボウルをスピリチュアルに閉じ込めて神格化させたくはありません。「奏者免許」みたいな独占的な地位を自作して販売するというビジネスも前時代的だと感じます。その一方で、クリスタルボウルの音は精神に影響を与えるため、BGMで流すような気軽すぎる行為も危険だと主張します。日常の中にある非日常として、適切な拡がり方ができるよう、これからも修行を続けていきます。

HRTスタジオ.com

http://hrt-studio.com/

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